トップページへ 尿酸とプリン体慢性痛風期の特徴

慢性痛風期の特徴
痛風を治療してこなかった方、治療を中断してしまった方、あるいは、我慢してすごしてきた方など。痛風の症状を放置し続けると、慢性痛風期に突入します。ここでは、慢性痛風期の具体的な特徴をみてまいります。

QOL(生活の質)の低下

慢性とはなかなか治らず、長引く状態を意味します。この状態になるといよいよ合併症の危機も迫ります。慢性痛風期の具体的な症状をみてまいりましょう。

まず、「痛風結節」が、体のあちこちの関節にできはじめます。持続的にひどい関節炎もみられます。また、もちろん尿酸値が基準値をこえた状態となります。(正常な人の1000倍にのぼるケースの報告もあがっています。)

この段階にいたった場合、QOL(quality of life :生活の質)がいちじるしくさがり、日常生活をおくる事さえもつらくなります。

たまった尿酸ナトリウムから関節炎へ

慢性痛風期の身体の中では何がおきているのでしょうか?今までの記事で紹介した事がらを使いながら説明してまいります。

まず、この状態にいたった理由は人ぞれぞれですが、結果として体内の尿酸プールがあふれてしまい、関節(特に下半身、足の親指の根元の関節など)に尿酸ナトリウムが付着、結晶化しています。この結晶が次々とはがれ、関節に痛みや炎症が表れます。

さらに進むと外見上も関節が変形したような状態になります。腫れ上がった内部ではびっしりと尿酸ナトリウムがたまっている状態です。その他の病気の発症リスクもあがります。

尿酸値を下げる治療と合併症の防止

基本的には慢性痛風期にいたるまで放置する人はまれでしょう。理由は健康診断で気づいたり、痛風発作の激痛に耐えかね、医療機関を受診するからです。あくまでも参考記事としてお読みいただける事を望みます。

さて、慢性痛風期の痛風治療ですが、尿酸値をさげる事と同時にその他の合併症の予防や治療を行います。具体的にいうと、腎不全につながる痛風腎や、脳卒中狭心症、心筋梗塞(しんきんこうそく)につながる動脈硬化症の予防や治療を始めなければいけなくなります。当然、薬物療法では、尿酸値と血糖値をコントロールしていきます。

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