トップページへ 尿酸とプリン体プリン体とは

プリン体とは
痛風と言えば、まず、プリン体、プリン体といえば、痛風。痛風を理解する上で、プリン体はさけては通れません。ここからは、プリン体に関して理解を深めてまいります。まずは、プリン体の基本的な情報からおさえていきましょう。

プリン体の基礎知識

ここからは化学の時間です。プリン体をくわしくみてまいります。

プリン体とはアデニン、グアニンなどを中心にプリン骨格をもつ塩基(酸と一緒に働く化学物質)です。ちなみにプリン(purine)は、英語のpure(純粋な)とドイツ語のurin(尿の)との造語です。語源をたどると尿や尿酸との関係が深い事がうかがわれます。

たしかに人の場合、プリン体の最終代謝物が尿酸です。その事を考えれば納得できます。このプリン体、悪者のように扱われがちです。しかし、プリン体は味の決めてとなる「うまみ成分」でもあります。

すべての生物にプリン体は存在する

発泡酒などでできる限りカットされがちのプリン体。しかしながら体内をのぞいてみると、先ほどのプリン骨格を持つ分子は非常に多く存在し、DNAの二重らせんをつくる四種類の分子のうちの二種類がプリン骨格をもつ分子です。(アデニン、グアニン)つまり、生物情報の半分は、プリン骨格が元になっていると言えます。

さらに先ほど出てきたアデニンですが、シアン化水素(火山ガスに含まれる)の化合によって生まれた地球最古の有機化合物と考えられています。たまには体の中のプリン体へ、数十億年の歴史をはせるのもよいかもしれません。

プリン体の多くは、体内で合成される

ここまでプリン体の名前の由来から化学の話、プリン体にまつわる良い話などをご紹介してまいりました。少々、ステレオタイプな見方をされがちなプリン体。ちょっと違った側面を知ってもらえたのではないでしょうか。

何回かふれてきましたが、食べ物にふくまれるプリン体と体内で合成されるプリン体があります。どちらが多かったか覚えていますか?正解は、体内で合成されプリン体です。プリン体の体内合成は肝臓を中心として全身の細胞で行われます。また、人間以外の多くの動物は、プリン体から作られる尿素をさらに分解できます。

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