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尿酸とは

通風診断に欠かせないのが尿酸の量です。尿酸は体内に元々存在するプリン体や、食事から得たプリン体の燃えカスを意味します。これが7.0mg/dlを超えると通風予備軍になります。数値があがる要因には遺伝的要因と生活習慣などの環境要因が深く関係しています。この状態が更に進行すると、尿酸の結晶が関節のあちこちに付着した高尿酸血症になります。ここまでくると完全な通風患者といえるでしょう。

尿酸とは?
体内に存在するプリン体や、食事によるプリン体が燃えカスとして残ったものです。いわば老廃物の一種です。
痛風と尿酸値の関係
痛風の一般的な基準では、7.0mg/dlを超える尿酸値は通風予備軍だといわれています。
高尿酸血症とは?
尿酸値が基準値を超えており、かつ尿酸の結晶が関節のあちこちに付着した状態を意味します。動脈硬化や尿路結石の原因にもなるため注意しましょう。
高尿酸血症の治療
高尿酸血症の治療は薬物療法、運動療法、食事療法を併用したものが用いられいます。
尿酸値が上がる要因とは
尿酸値が上がる要因は様々ですが、遺伝的要因、環境要因との関係が指摘されています。生活習慣には特に注意が必要です。

尿酸値が高い人の2つのタイプ

通風患者の多くが排泄に関する障害を持っています。大まかに分けると尿の排泄が少なくなる尿酸排せつ低下型、その逆に排泄量が異常に多くなる尿酸産生過剰型に分類されます。両者の原因は全く異なり、排泄量が少なくなるのは腎機能の低下が主な原因です。一方、量が多くなるのは食生活や体質が関係しています。どちらも通風発作を発症する可能性があるため、予防には生活習慣の見直しが必須になるでしょう。

尿酸排泄低下型
腎機能の低下により尿素を体外へ排出する働きが悪くなっている状態です。日本人の約60%がこの尿酸排せつ低下型だと言われています。
尿酸産生過剰型
尿素の排泄が異常に多くなっている状態です。一般に1日あたり800mg以上の尿酸量がある方をさしています。

プリン体とは

通風の原因ともいえるプリン体はアデニン、グアニンなどを中心にプリン骨格を持つ化学物質です。簡単にいえばうまみ成分の一種です。通風との因果関係が度々指摘されますが、これはプリン体が代謝によって尿酸に変化するためです。摂り過ぎれば尿酸が溢れ、発作につながっていきます。通風の発症率が高まる中高年以降は、レバー、甲殻類、魚の内臓などプリン体が多い食材はなるべく控えた方がいいでしょう。

プリン体とは?
分かりやすく言えばうまみ成分のことです。食事から摂取するだけでなく、体内でも生成されている成分です。
プリン体と痛風の関係
プリン体は代謝により尿酸に変化するため、取りすぎると通風を発症することになります。中高年の方はなるべく少量にした方がいいでしょう。
プリン体を多く含む食品
プリン体はレバー、魚の内臓、甲殻類などに多く含まれています。意外なところではパセリやほうれん草もプリン体が多い事でしられています。
プリン体が少ない食品
牛肉ミノ、牛肉タン、豚肩バラ、豚肉ロース、ラム肉、いくら、すじこなどがプリン体が少ない食材です。
ビールにはプリン体の量はどのくらい含まれているの?
お酒のなかでだんとつにプリン体量が多いのがビールです。特に麦芽が多く含まれる地ビールはプリン体が多いという統計が出ています。

高尿酸血症から痛風への進行段階とその特徴

通風にも様々な態があります。例えば、尿酸値は基準値を超えているが発作症状が現れないケースもあります。症状がなくても危険な状態には変わりありません。更に症状がないために治療を怠り慢性通風期になってしまう方もいるのです。通風発作につても発作が繰り返される時期というものがあります。また、発作は起こる時間が段々と短くなる特徴を持っているのです。辛い発作を抑えるめにもなるべく早急に治療を受けるようにしましょう。

無症候性高尿酸血症期
尿酸が基準値をこえているが、痛風症状が全く現れない状態です。基準値を超えている以上、安心出来る状態ではないのです。
繰り返す痛風発作『間欠性発作期』
初めての痛風発作を経験した後、再び発作がおこる可能性の高い時期を指しています。
慢性痛風期
痛風症状を放置し続けることで病気が治りにくくなっている状態を意味します。危険な状態のため早急な治療が求められます。

尿酸値が高いことによる影響

通風で注意したいのは強烈な痛みの症状だけではありません。基準値をオーバーした尿酸値と高脂血症による合併症にも注意が必要なのです。尿酸値が高いと腎臓に負担を掛け続けていることになり、腎不全を起す原因にもなります。また、高脂血症は動脈硬化を引き起こす原因になるため、脳卒中、心筋梗塞など命に関わる重篤な症状に繋がるケースもあります。たかが通風と思ってはいけないのです。いい機会だと思い治療に専念することが求められます。

腎臓病
合併症の代表ともいえるのが腎臓病です。最悪の場合、腎不全を起こし人工透析が必要になることもあるため注意が必要です。
高脂血症
動脈硬化を起こしやすくなるため、心臓病、脳卒中など危険な病気が合併症として現れることがあります。

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