仮性痛風とは
ここでまた新しい言葉の登場です。"仮性痛風"?ここまで、お読みいただいている読者は、「あれ、似たような言葉を目にしたような?」と思うかもしれません。仮性痛風とは偽痛風(ぎつうふう)の別名です。

仮性痛風とは

以前の記事において仮性痛風(偽痛風)に関して簡単にふれました。ここからは基本的な情報をおさらいするとともに、さらに詳しく説明していきます。

仮性痛風とはその名の通り、痛風に似た症状を発症します。具体的にはひざの関節を中心にその他の関節が痛みます。(痛風は、足の親指が多い)比較的、高齢者に多く見られる病気で、別名、軟骨石灰化症と呼ばれます。

痛みの特徴としては激痛である事には変わりませんが、痛風よりは痛みが弱いという特徴があります。また、検査をすると痛風のように尿酸値が高いという事はありません。

関節にたまったカルシウムがはがれおちる

仮性痛風は痛風と同じく関節が痛むという共通点を持ちますが、全く異なる病気です。痛みの原因を探りましょう。

まず、痛み発生のメカニズムは痛風と同じです。痛風は関節に尿酸(プリン体から排出された老廃物)がたまり、結晶化したものがはがれ落ちる際に痛みを感じます。仮性痛風は尿酸ではなくカルシウムがたまり、結晶化の後にはがれ落ちて痛みが発生します。たまるのはお金だけにして欲しいですね。

さて、なぜ関節にカルシウムがたまるのでしょうか?カルシウムがたまる、骨が丈夫になりそう!いろいろな疑問、意見が出て当然です。

原因不明の病気

冒頭からがっかりさせてしまうかもしれません。仮性痛風においてカルシウムがたまる原因は、はっきりと分かっておりません。

いくつか推察されている原因を示すとするなら、遺伝と加齢です。検査で仮性痛風と診断された際にとられる治療法は、あくまでも寛解(かんかい:症状がおだやかなさま)を目指す対処療法です。

まず、痛みが激しい発作時は消炎、鎮痛(ちんつう)作用がある内服薬や座薬をもちいます。また、必要であれば、ステロイド剤を使用する事もあります。日常生活の中では関節の負担軽減のために、適正体重の維持を心がけてください。

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