トップページへ 原因について痛風は遺伝する?

痛風は遺伝する?
ここからは、あまり想像したくないかもしれませんが、痛風と遺伝の関係性や、若年層の痛風りかんについての最新の研究発表、痛風と環境の関係性などをご紹介していきたいと思います。

痛風と若者の関係

2013年6月に<若年層の痛風発症の遺伝子要因を特定>という報道がありました。これは防衛医科大学校、松尾洋孝講師を筆頭に、東京大学、東京薬科大学などからなる共同研究チームの発表によるものです。

研究論文は英国の「ScientificReports」誌に掲載されました。プレスリリースをみていくと、つい最近までは、中高年のぜいたく病というような言われ方をしていた痛風が、20代-30代の男性にも見られるようになり、その原因を探る上で遺伝の関与が推測されているという事が書かれています。

痛風をまねく環境

最近の論文によると20代以下の若年層で痛風にかかっている人の約90パーセントが尿酸を体外に排出するABCG2という遺伝子に変異が見受けられるといわれています。

この発見は、今後、痛風の予防や早期発見に、大いに役立つはずです。「なんで若いのに、痛風に?」というのは古い考え方となっていく事でしょう。

痛風は遺伝子と関係ありますが、生活環境に関しても痛風は関係しています。親が痛風をまねく食生活をしていると、子どもも必然的に同じ食生活を送る事になり、痛風発症リスクが高まります。

痛風の遺伝因子と環境因子に関する理解は決しておろそかにできないものです。

日常生活で対策は可能

ここまで見てきた事をふまえるならば、若年層の痛風の多くは遺伝によるものであるといっても過言ではありません。しかしながら、「遺伝だからしょうがない」と意気消沈したり、諦める必要はありません。必要な事は冷静に病と向き合う事です。

症状の軽減を目標に投薬治療と食事療法を続けていきましょう。また、合わせて痛風という病に対する病識をもつように努めてみましょう。正しい知識を得る事は精神の安定と日々の生活に安心をもたらすはずです。

現代社会に生きる男性は、普通に生きていても痛風罹患のリスクに日々さらされています。痛風予備軍を自覚する方もぜひ興味を持っていただけたらと思います。

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